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地方の駅前再生のプラン

オシャレな駅前の風景

地方の「現状」と「提案例」とを並べました。ここに例に出したのは「架空の町の駅前」と思って下さい。
地方の駅前は、こういう裏寂しい景色のケースが多いと思います。もし私がこの町で生まれ育った16、7歳の女子高生ならこの町で一生を送る事に「夢」を抱けず、
考える事は一所懸命受験勉強をして東京に出てそこでロマンチックな出逢いで彼氏に巡り会い、結婚して幸せな人生設計を夢見るだろう。今の東京一極集中の原因は、つまるところそういう事だと思います。
若い層にとって地方には余りにも「夢」が無い。企業の東京集中もイメージアップ(営業メリット)の要素が大きいと考えます。
で、一つのサンプル例として魔法使いが魔法を掛ける様に、絵の中で現状をこんな景色に変身させました。(下の画像です)
勿論、予算が有って可能なプランですから、予算範囲に応じて駅舎を平屋建てにしたりデッキをこじんまりさせる事は可能ですが、
バス停に渡るデッキの構造上活性化を考えるなら最低限この程度の規模から始めませんと意味は無いかも知れません。

地方都市の駅前の風景
地方都市の駅前の風景

階段の脇に有る緑の塔は身障者用のエレベーターです。
デザインするにあたって何より優先して考えた事は「女子高生が一生その街で暮らしたくなる街の景色」です。駅舎はデンマークの建物デザインを参考にしました。


作成した再生プラン    4点で(制作日数 15日)

デンマークノデザイン1 デンマークノデザイン2>

建物デザイン以外で何が日本の町の景色と違うでしょう?そう電柱が無い。照明ポールも有りません。デンマークや北欧、バルト三国は照明ポールというのが有りません。
建物の間にワイヤーを渡して写真の場合は細長い照明が空間に浮かんでいますが、多くの場合円形の照明で、町の写真を撮るとUFOが町の上空に現れた様に映ります。UFO型道路照明文化圏です。
デンマークでは通常窓にガラリは付けない様ですが、ちょっと寂しいのでフランスのアルザス地方やプロバンス地方に良く有るガラリと1、2階の境に白いモールを付けました。
蛇足と指摘する意見が有るかもしれませんが、目的が「活性化・再生」ですから、全ては「女子高生に人気が出るデザイン」と言う事で考えました。「AKB世代」をターゲットにしました。
手前のペデストリアンデッキ(渡りデッキ)は、私のオリジナルデザインで参考にしたモノは有りません。素材は鉄骨とアルミとウッドとガラスです。
照明ポールやデッキ等のストリートファニチャーは「イングリッシュグリーン」と言う色で統一して通常の日本の街に良く有る焦げ茶色では有りません。
コンセプトは、規模は小さくとも東京の街並よりセンシィティブで「ロマンチックな欧州の田舎町」の駅前です。

建て方は2階建てですからRCで無くともツーバイシックスで簡便に建てられるでしょう。テナントはレストラン、カフェと漁港の海産物の土産ショップなどです。観光客も視野に入れます。
東京の様にビルが林立する都会の景色ではないが、駅前にはオシャレな有名ファーストフード店などが一通り並び、異文化のテイストを感じる学校友達に自慢の駅前の風景です。
「スタバは無いが、すなばは有る」という例のアレです。勿論出店は店側の損益計算で決まりますから、出店に見合う様な美味しい行政側の協力(補填)も必要でしょう。
都会ではないが、ダサい要素は微塵も無い東京よりセンスの有る「欧州の田舎風の景色」です。
「田舎」と言う響きは、日本では「洋風文化が無い所、遅れた所」というニュアンスですが、欧米ではゴミゴミした都会よりも快適で豊かな所と認識されるのかもしれません。
アメリカ大統領も退任後は地元の田舎に移って回想録を書いて暮らすと言う。勿論生活環境はレベルも高く豊かな自然で景色も上質だ。従って欧米では「一極集中問題」は無いのだろう。
「田舎」は、本来人間が暮らすには最適な場所である筈が、日本ではマイナスイメージが色濃く、旧来的な感覚が全てをダメにしていると思います。
特に女性から見て「異文化性が無い」「ダサい」「ロマンチックじゃない」これが若者転出の大きな原因だろう。現に多くの若い女性は欧州の田舎に憧れている様だ。

作成した再生プランのアングル2

作成した再生プランのアングル3

ご覧頂いている絵はこのまま施工すると言う「計画」ではなく、検討会議の場でこういう「視覚的検討材料」をA案、B案、C案・・と並べて
吟味検討しないと具体的に街の活性化計画は何も前に進みません。
また、こういった絵を沢山の高校生達に見て貰って意見を集めるのも意味が有ると思います。

「欧州の田舎風の町」は一朝一夕には出来ません。方針を曲げる事無く長い時間を掛けて創っていく事に成ります。
日本には「国家100年の大計」と言う計画が無い。「首都移転計画」の様に有ってもいつの間にやら雲散霧消してしまう。「間違いだらけの地方再生」をご覧下さい。
小池都知事さんの発言では、東京から電柱を無くすのに100年は覚悟しているらしい。もともと都会の電柱埋設は諸外国から1世紀遅れているが、
それでもじっくり完遂していく100年計画の様に、地方都市も「100年の大計」で、今年は中心部をオシャレに、10年先にはどこそこをオシャレにと、
デンマークやイギリスのコッツオォルや南仏プロバンスなどとテーマを決めて「異文化の田舎町」と言う方針を100年継続する事に意味が有ります。
途中で他の町に変えるとチャンポンに成って効果が半減で、最初にしっかりコンセプトを決める必要が有ります。
今、その町が消え去るか生き残るかの瀬戸際です。長期計画で 毎年予算の許す限りトータルデザインで少しずつ進捗し続ける事だと私は考えます。
全国自治体に向けてこのページを案内していますので、共感を持った自治体の間でこれから若い世代誘致の為の「異文化デザインのオシャレな町作り」の競争になると思います。

「如何に女子高生のハートを射止めるか」ですので、内容次第で計画の成否が分かれる為中途半端なデザインでは効果が無いと思っています。
駅舎の屋根の上の尖塔は従来の感覚なら無駄なものですが、「ロマンチック」の雰囲気演出の目的で必要なものとして取り付けました。
駅前をオシャレに整えたからといって効果が出る程、活性化は簡単ではないでしょう。
町の中や、町外れに何か目玉に成るものが無い事にはわざわざその町を訪れる若い人は居ません。
今思いつきで例を挙げますと、「宮沢賢治の記念館」は既に東北に有りますから無理ですし・・例えば「サンテグジュベリの星の王子様」とか
「デンマークの寓話の世界」とか「赤毛のアン」などの文学のテーマで何か施設を創ると良いのかもしれません。「赤毛のアン」の企画は何処かの離島で作ると良いかもしれません。
全く詳しくはないのですが、若い女性の間で話題になるテーマが良いと考えます。
将来的にはそういう「世界」を創って、廻りに併設のプチホテルに宿泊の滞在型で「夢の世界」への疑似体験などが出来る施設は良いと思います。ちなみに「各テーマ内容」に付いては私は何れも全く知識は有りません。
テーマ施設を創る場合は駅前から同じ雰囲気で創る事に成ります。又将来計画の紹介パンフレットで宣伝していく事も欠かせません。
とにかくここまで衰退してしまうと「地元の名物饅頭で町おこし」と言う様な従来のオヤジの発想を排除して若い女性の感覚でと言う事だと思います。

● 例え国会議員でも県会議員でも年配者の感覚は一切排除して、AKB世代の感覚を尊重
● 100年継続する「本格欧州の田舎風まちづくり」
● 田舎なれど東京よりオシャレな町並みづくりをキープ
● 電柱は無くして、街路樹の剪定を止めて、町の景色から広告看板を全て無くす。
● 街路灯など町のインフラは、焦げ茶色ではなく「イングリッシュグリーン」に替える。

作成した再生プランのアングル4

YouTubeで見ましたが、石破大臣が千葉県の「ユーカリが丘」を視察された時に、モノレールの中で女子高生達に「私はこの街に一生暮らしたい」と言われて感慨深げだったのが印象的です。
勿論ご存知とは思いますが、そこの開発事業者は「山万」という民間事業者で住都公団(UR)では有りません。30年?前に広告代理店からそこの将来全体図を描かされて大変だったのを覚えております。
重要な事を書いておりますので「間違いだらけの地方再生」をご覧下さい。
そしてその事の過去から今迄マイナス分の累積が沢山ありますから、一朝一夕には問題解決しないと思う。効果が出る迄長い時間が掛かる事は覚悟すべきだと思います。
「新しい感覚のまちづくり」がある程度進んでから、少しづつ人口流出が止まり、増加に転じる効果が出始めると思います。
ちなみにこんな絵も作成しましたのでご覧下さい。

下は或るSNSでの書き込みです。
地方へ移住の憂鬱


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