佐藤 繁: 2009年12月アーカイブ

イチョウの紅葉時期のベストシーズンは晩秋と思っていた。
今年は暖かいが、横浜のこの辺りではやはり11月の下旬が黄色が鮮やかで一部葉が落ちているといった晩秋の風情を醸し出す。
ところが最近都心へ車で出向くと、12月も後半なのにまだ黄色い葉っぱがたくさん枝についており、写真の被写体にはちょうどいい具合だった。もちろん一部の葉は地面を黄色く染めてはいたが、中にはまだ青々とした葉の樹もあった。
これはいったいどうしたことか?
そういえば、木枯らしというのも最近は記憶にない。
都心では毎年こんな状態なのかと都心のあちこちを見ましたが、同じような状態の並木は多い。
よく見ると、都心の街路樹のイチョウは葉の切れ込みが定番の1つではなく3つ4つとあって黄色い手袋のようだ。またその葉も斜め上に広げているのではなく、下に垂れ下がっている。
記憶にあるイチョウらしい葉の形状ではない。
以前、新聞の記事で「銀座のプラタナスの葉が越冬中」といった記事を目にしたことがあった。
原因は、夜遅くも光々と照らす街頭の明かりが季節感を狂わすらしい。そう日照時間が長くなる訳だ。
イチョウもそういった事が原因で12月になっても葉が残っているのかもしれない。
未だに葉が緑の樹は、おそらく越年は確実だろう。
1月になって、黄色く紅葉して葉を散らす風景は毎年の風情なのかもしれない。都心では。



タブレットというのは、もう説明するまでもありませんね。
マウスで入力する変わりにペンで入力するアレであります。
このタブレット、使い慣れるとマウスより能率よく作業が出来ます。
また、マウスで絵を描く、手描き文字を書くなどは難しくだんぜんペン入力に軍配が上がります。
ましてや、我々の稼業は絵を描く仕事です。
形状作成(立体製図を作成)する段階ではまあマウスでもいいですが、レンダリングが出来上がった画像に絵的な加筆をする段階で決定的に差が出ます。
つまりマウスで絵は描けません。
しかし、我々の稼業ではこのタブレットで作業している方は、恐らく1割前後だと推測します。
「ペンで作業すればもっと効率が良いのに・・」と長い間疑問を持ってましたが、ペンにメリットがあるなら、言われるまでもなく自ずとそうしているでしょう。この稼業でタブレットの情報は当然耳に入りますし・・。
で有るとき、タブレットが使いにくいという方の話を聞いた。
ちょうど私が左手で作業を余儀なくされた場合、ペンとマウスどっちが容易かですわ。
これは、ペンよりマウスの方が作業しやすい。
つまり、右手でも「ペンタブレットよりマウスで作業する方がやりやすい人の方が圧倒的に多い」という事に最近気がつきました。

私は、形状作成作業も能率のいいタブレットを使用してますが、1点不都合がありまして、
「同位置コピー」をする際、注意しないとズレる場合が多々ある事です。磁石ですからね。
これは、極力弱く点を打つ事でズレもなくなり作業効率は断然良いです。
慣れも有りますが、同じ意見は他でも聞きました。

ちなみにタブレットのメーカーWACOMの名前の由来は、昭和の和とコンピュータのコムだそうです。日本にタブレットメーカーは他にも有る様ですが、WACOMはなんと世界でも冠たるメーカーの様です。



が、ありました。出版会社の制作業務をする編集プロダクションという業種の会社からです。
まるまる一冊執筆ということらしい。
こういうハウツー本は私もいくつか見ましたが、テクニック公開ですからフツー第一線の方が描く事はまず無いですね。
だから、うちに来た訳でもないでしょうが・・。
聞いてみると、いまどきの3Dソフトの操作方法ではなく、図面から立体図への起こしか方と着彩方法のすべてだそうで、これは20年程前のテクニックをご披露するという事になります。
当方独特の描き方を今更公開しても不都合は全く無いが、しかし,今どきそういう本を買う人がいるのかなぁ?マンガの構図もパース知識がいるらしいが・・。
まず、当時苦労した図面からの起こし方も殆ど忘れています。当時むさぼり読んだ方法は2.3有った様な・・。
マンションの線画で起こして、依頼者に見せると「もうちょっと左から右から・・」とか言われてやり直しで苦労したもんです。
今の時代はこういう事も無く、また消失点,測点も知らずに3Dパースを作成している方の方が多いと思いますね。
3Dソフトがそれまで手描きで制作のパース屋さんを駆逐してしまった。
もう起こし方は殆ど忘れました。
適任者を探して連絡先をお教えしておきました。
知らなくても出来る時代に20年前の作成方法を出版ねぇ・・果たして売れるんでしょうか?
そういう興味だけは有りますが・・。



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