佐藤 繁: 2010年8月アーカイブ

先日、駐車場のマイカー下にオイル漏れを発見。
早速ディーラーに持ち込んで看てもらうと、パッキンが劣化して緩くなっているそうだ。
暑さも関係してるかもしれないとの事。

幸い、オイルは充分に残っていたので漏れの量はまだ少ないようだ。

しかし話に依ると、規模は尋常ではなく、あちこちのゴム部分が一斉に劣化してエンジンだけでなく、ギア部分やら冷却水関係など様々な箇所を修理の必要があるらしい。
最初はオイル漏れ程度だからと高をくくっていたが、金額的には修理するか買い替えるか迷う規模である。部品より工賃が大きいようだ。

で結局、部品を取り寄せお盆開けから1週間の修理となった。
修理を選んだがこの後他の修理箇所が出てこなければ良いが・・。


或る日の朝、電話でパース制作依頼があった。
内容を聞いてみると、そのお宅のすぐ南側に大きなマンションが建つ計画で、建つと日中日陰になる。建設反対のアピールの為のパース制作を依頼したいという話だった。
で、数日後カメラを持って現地に行ってみるとなるほど境界線の南側に大きなマンションが建つようだった。
しかし、この依頼者のお宅は、建物から1m半南が境界線で、つまり、境界から間地ブロックを2m程積んだ上に南向きに切り妻型でギリギリ建物が建っている。まだ築5〜6年だろうか。
間地ブロック上に1m強の水平コンクリートを境界線まで突き出してそれを庭としているのである。現況、境界線の南側は、自動車教習所だったらしく日当りは良い。マンションが建つと上から掃き出し窓の中が丸見えになりそうだ。日も射さず,終日レースカーテンを閉めて暮らす事になりそうだ。
用途地域は、準工業用地だという。
私は黙っていたが、この物件を購入した依頼者にミスが有った様に感じた。
準工業用途地域の住宅、敷地の南側ギリギリに建った住宅をうかつに購入した事など、最低限の基準法も頭に無かったという事が災いしたようだ。
法的に訴える根拠は無さそうだ。

日本の場合、用途制限が最も厳しい1種住居専用地域であっても、住宅地の中に食べ物屋が出来ても行政は及び腰だ、世田谷辺りの静かな住宅街の中の目立たない"しもた屋"でフランス料理を食べさせる店が流行?だが特に問題とは思わない。が、ラーメン屋が同じ様な条件の場所に出来れば、違法という不満は近隣から出るだろう、どこで線引きをするかです。つまり規則でダメなものは全部ダメでないと規則にはならない。
以前、ニュータウンの1種住専の中にフランス料理店や、ゴーカート販売店が出来て、当該近隣の建築協定地区の代表者(本当はウソ)だがといって「これはどういう事か」と区役所に確かめに行った事が有る。
で,区の担当課長は『食べ物屋が出来てもトイレを2Fにしたりして床面積をごまかせば可能なんです。」「じゃあ、ゴーカート販売店は?」と聞くと、うやむや・・
法を遵守しない者を取り締まるというつもりは更々も無い様に感じた。
これとは違いますが、行政のチェック迄を1期工事、検査後の施工を2期工事とする事例に遭遇することもあった。違法に建てても「住んでしまえばこっちのもの」という話がある。

事程左様で外国とは違って都市無計画な国ですから、また都市計画の意識すらしっかり無い国民性ですから、このマンション建設反対問題は何も解決しないと感じましたね。
このマンション業者は、文化事業でも慈善事業でもなく儲ける事業をしている訳で、斜線制限の範囲内で目一杯建物を建てて利益を上げる予定なんですから・・。日本の建築基準法には人の土地に建物の影を落としてはならないという規則は残念ながら無いです。いやこれは世界にも無いかもしれない。

都市計画概念も、人の意識も何故こうもめちゃくちゃな国かと嘆かわしくなります・・もう諦めていますが。
世界はこうなんですけどね。http://www.presen-cobo.com/tosikeikaku/

しかし、ご本人は、「パース画を入れた横断幕を駅に貼って反対運動をするのでマンションで全部日陰になった我が家を描いて欲しい」という事で、お引き受けしました。

その後の経過は知りませんが。


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